朝の膳・拾参|ぶりの柚子塩麹焼きと冬野菜の身体温まる朝ごはん

── 柚子の香りと冬野菜で整える、12月の一汁三菜 ──

冬の朝、温かな湯気に包まれながら、
旬のぶりや甘みの増す野菜をいただくと、
心と身体の巡りがゆっくりと整っていくようです。


本日の朝ごはん

冬に旬を迎える食材を中心に、身体をやさしく温める 一汁三菜 をご用意しました。

塩麹と柚子で旨味を引き出したぶり、甘みの増す冬野菜
年の瀬の忙しさの中でも、ゆったりと整う朝の献立です。


今日の献立

一汁三菜の構成(2人前)

区分 料理名 内容・特徴
主食 生姜ごはん 千切り生姜を炊き込んだ、身体を芯から温める冬のごはん。
主菜 ぶりの柚子塩麹焼き 旬の寒ぶりを塩麹と柚子で漬け込み、ふっくら焼き上げた主菜。
副菜① ほうれん草とゆばのおひたし 冬に甘みが増すほうれん草に、ゆばを合わせた上品な副菜。
副菜② かぶのそぼろあん 旬のかぶをやわらかく煮含め、鶏そぼろあんをかけた温かい小鉢。
汁物 里芋と舞茸のすまし汁 里芋のとろみと舞茸の香りが広がる、体が温まる澄まし汁。
香の物(+一品) 赤かぶの甘酢漬け 冬が旬の赤かぶを使った彩り豊かな箸休め。

献立のおすすめポイント

ぶりのたんぱく質が豊富で、脂質はほどよく控えめ

生姜+冬野菜(かぶ・ほうれん草・里芋)の相乗効果で消化に優しい献立です。

汁物+副菜で食物繊維が5g台と、朝食としては高め◎

12月の冷えに嬉しい 温め食材(生姜・塩麹・舞茸) が中心で

食塩は 2.2g と控えめで朝に適したバランスです。


栄養バランス(1人前目安)

栄養素数値
エネルギー約510kcal(生姜ごはん150gの場合)
たんぱく質約28g
脂質約17g
炭水化物約60g
食物繊維約5.5g
食塩相当量約2.2g

※あくまで目安です。具材・量により変動します。


各料理のレシピ(2人前)

ぶりの柚子塩麹焼き(主菜)

ほうれん草とゆばのおひたし(副菜①)

かぶのそぼろあん(副菜②)

里芋と舞茸のすまし汁(汁物)

生姜ごはん(主食)


主菜:ぶりの柚子塩麹焼き

── 冬の寒ぶりをふっくら香ばしく ──

材料(2人分)

  • ぶり切り身 …… 2切れ
  • 塩麹 …… 大さじ1.5
  • 柚子の皮(千切り) …… 少々
  • 柚子果汁 …… 小さじ1
  • みりん …… 小さじ1
  • サラダ油 …… 少量

下準備

  1. ぶりに軽く塩(分量外)をふり、10分おいて水気をふく。
  2. 保存袋に 塩麹・柚子皮・柚子果汁・みりん を入れて混ぜ、ぶりを加えて全体をなじませる。
  3. 冷蔵庫で 2時間〜一晩 漬け込む。

作り方

  1. フライパンに油を薄くひき、中火でぶりの表面を焼く。
  2. 焼き色がついたら裏返し、弱火にして中まで火を通す。
  3. 仕上げに漬け地の柚子皮をのせて香りを立たせる。

ポイント

  • ぶりの味が濃くなりすぎないよう 塩麹はぬぐって焼く と美しい焼き色に。
  • 柚子皮は焼き途中ではなく 最後に加える と香りが飛ばない。

副菜①:ほうれん草とゆばのおひたし

── 冬の甘いほうれん草を上品に味わう ──

  • ほうれん草 …… 1束
  • ゆば(生ゆば・乾燥どちらでも) …… 適量
  • だし汁 …… 100ml
  • 醤油 …… 小さじ2
  • みりん …… 小さじ1
  • 柚子皮(細切り) …… 少々(お好み)

作り方

  1. ほうれん草を熱湯でさっと茹で、冷水に取らず自然に冷ます。
  2. 水気を軽くしぼり、4cm長さに切る。
  3. ゆばは食べやすく切る。
  4. 鍋にだし・醤油・みりんを合わせ、火を止めてほうれん草とゆばを浸す。
  5. 器に盛り、仕上げに柚子皮を添える。

ポイント

  • 冷水に取らないことで 香りと甘みが逃げない
  • ゆばはだしをふくみ、朝でも食べやすい軽さに。

副菜②:かぶのそぼろあん

材料(2人前)

  • かぶ …… 2個
  • 鶏ひき肉 …… 80g
  • だし汁 …… 200ml
  • 醤油 …… 小さじ2
  • みりん …… 小さじ2
  • 砂糖 …… 小さじ1
  • 片栗粉 …… 小さじ1(同量の水で溶く)

作り方

  1. かぶは皮をむき、4等分に切る。
  2. 鍋にだしを入れ、かぶを弱火で柔らかく煮る。
  3. 別鍋で鶏ひき肉を炒め、調味料(醤油・みりん・砂糖)を加える。
  4. かぶに煮汁が残ったらそぼろを加え、軽く煮合わせる。
  5. 水溶き片栗粉でとろみをつける。

ポイント:

  • かぶは煮すぎず、形を残すことで食感が良い
  • そぼろあんは 優しい甘さ にすると朝食向き。

汁物:里芋と舞茸のすまし汁

材料(2人前)

  • 里芋 …… 2〜3個
  • 舞茸 …… 1/2パック
  • だし汁 …… 350ml
  • 薄口醤油 …… 小さじ1
  • 塩 …… 少々
  • 三つ葉 …… 少々(飾り)

作り方:

  1. 里芋は食べやすい大きさに切り、下茹でしてぬめりを取る。
  2. 舞茸は手でほぐす。
  3. 鍋にだし汁を沸かし、里芋を入れて火を通す。
  4. 舞茸を加え、薄口醤油・塩で味を整える。
  5. 器に盛り、三つ葉を添える。

ポイント:

  • 舞茸は煮すぎると香りが弱くなるため短時間で仕上げる。
  • 里芋の甘みとだしの旨みを感じる、冬に嬉しい椀物。

主食:生姜ごはん

── 冬の朝にぴったり、体を温める香りごはん ──

材料(2人前)

  • 米 …… 1合
  • 水 …… 炊飯器の目盛りに合わせる
  • 生姜(千切り) …… 20g
  • 酒 …… 小さじ1
  • 塩 …… ひとつまみ
  • ごま油 …… 数滴(仕上げ用、お好み)

作り方:

  1. 米を研ぎ、炊飯釜に入れる。
  2. 酒・塩・生姜を加えて炊飯する。
  3. 炊きあがったら軽く混ぜ、好みでごま油を数滴落とす。

ポイント:

  • 千切り生姜は 太めに切る と香りがしっかり残る。
  • 炊きたての香りは冬の朝にぴったりの温め効果。


まとめ|朝の膳・拾弐(じゅうに)

「朝の膳・拾弐」は、柚子と味噌の香ばしい主菜、あっさりした副菜2品、澄んだすまし汁で味のバランスも彩りも整った朝食膳。和モダンな雰囲気とともに、一日のスタートを心地よく整えます。

毎朝の食事に、和のこころを添えて。ぜひ日々の献立にご活用ください。


一日を始める、和のこころ

季節の恵みを活かした「一汁三菜」の朝ごはんで、毎朝元気にスタート。
からだにやさしい和のリズムを、日々の暮らしに。

▶ 和朝食シリーズを見る

>和食の基本からプロの技まで

和食の基本からプロの技まで

ようこそ、和食レシピサイト「WA-Japanese-RECIPE」へ。当サイトでは、和食の基本から応用、プロの技まで、幅広いレシピと知識を提供しています。日本の伝統的な食文化を学び、日々の食卓を豊かにするお手伝いをいたします。

CTR IMG