── 柚子の香りと冬野菜で整える、12月の一汁三菜 ──
冬の朝、温かな湯気に包まれながら、
旬のぶりや甘みの増す野菜をいただくと、
心と身体の巡りがゆっくりと整っていくようです。
本日の朝ごはん
冬に旬を迎える食材を中心に、身体をやさしく温める 一汁三菜 をご用意しました。
塩麹と柚子で旨味を引き出したぶり、甘みの増す冬野菜
年の瀬の忙しさの中でも、ゆったりと整う朝の献立です。
今日の献立
一汁三菜の構成(2人前)
| 区分 | 料理名 | 内容・特徴 |
|---|---|---|
| 主食 | 生姜ごはん | 千切り生姜を炊き込んだ、身体を芯から温める冬のごはん。 |
| 主菜 | ぶりの柚子塩麹焼き | 旬の寒ぶりを塩麹と柚子で漬け込み、ふっくら焼き上げた主菜。 |
| 副菜① | ほうれん草とゆばのおひたし | 冬に甘みが増すほうれん草に、ゆばを合わせた上品な副菜。 |
| 副菜② | かぶのそぼろあん | 旬のかぶをやわらかく煮含め、鶏そぼろあんをかけた温かい小鉢。 |
| 汁物 | 里芋と舞茸のすまし汁 | 里芋のとろみと舞茸の香りが広がる、体が温まる澄まし汁。 |
| 香の物(+一品) | 赤かぶの甘酢漬け | 冬が旬の赤かぶを使った彩り豊かな箸休め。 |
献立のおすすめポイント
ぶりのたんぱく質が豊富で、脂質はほどよく控えめ
生姜+冬野菜(かぶ・ほうれん草・里芋)の相乗効果で消化に優しい献立です。
汁物+副菜で食物繊維が5g台と、朝食としては高め◎
12月の冷えに嬉しい 温め食材(生姜・塩麹・舞茸) が中心で
食塩は 2.2g と控えめで朝に適したバランスです。
栄養バランス(1人前目安)
| 栄養素 | 数値 |
|---|---|
| エネルギー | 約510kcal(生姜ごはん150gの場合) |
| たんぱく質 | 約28g |
| 脂質 | 約17g |
| 炭水化物 | 約60g |
| 食物繊維 | 約5.5g |
| 食塩相当量 | 約2.2g |
※あくまで目安です。具材・量により変動します。
各料理のレシピ(2人前)
ぶりの柚子塩麹焼き(主菜)
ほうれん草とゆばのおひたし(副菜①)
かぶのそぼろあん(副菜②)
里芋と舞茸のすまし汁(汁物)
生姜ごはん(主食)
主菜:ぶりの柚子塩麹焼き
── 冬の寒ぶりをふっくら香ばしく ──
材料(2人分)
- ぶり切り身 …… 2切れ
- 塩麹 …… 大さじ1.5
- 柚子の皮(千切り) …… 少々
- 柚子果汁 …… 小さじ1
- みりん …… 小さじ1
- サラダ油 …… 少量
下準備
- ぶりに軽く塩(分量外)をふり、10分おいて水気をふく。
- 保存袋に 塩麹・柚子皮・柚子果汁・みりん を入れて混ぜ、ぶりを加えて全体をなじませる。
- 冷蔵庫で 2時間〜一晩 漬け込む。
作り方
- フライパンに油を薄くひき、中火でぶりの表面を焼く。
- 焼き色がついたら裏返し、弱火にして中まで火を通す。
- 仕上げに漬け地の柚子皮をのせて香りを立たせる。
ポイント
- ぶりの味が濃くなりすぎないよう 塩麹はぬぐって焼く と美しい焼き色に。
- 柚子皮は焼き途中ではなく 最後に加える と香りが飛ばない。
副菜①:ほうれん草とゆばのおひたし
── 冬の甘いほうれん草を上品に味わう ──
- ほうれん草 …… 1束
- ゆば(生ゆば・乾燥どちらでも) …… 適量
- だし汁 …… 100ml
- 醤油 …… 小さじ2
- みりん …… 小さじ1
- 柚子皮(細切り) …… 少々(お好み)
作り方
- ほうれん草を熱湯でさっと茹で、冷水に取らず自然に冷ます。
- 水気を軽くしぼり、4cm長さに切る。
- ゆばは食べやすく切る。
- 鍋にだし・醤油・みりんを合わせ、火を止めてほうれん草とゆばを浸す。
- 器に盛り、仕上げに柚子皮を添える。
ポイント
- 冷水に取らないことで 香りと甘みが逃げない。
- ゆばはだしをふくみ、朝でも食べやすい軽さに。
副菜②:かぶのそぼろあん
材料(2人前)
- かぶ …… 2個
- 鶏ひき肉 …… 80g
- だし汁 …… 200ml
- 醤油 …… 小さじ2
- みりん …… 小さじ2
- 砂糖 …… 小さじ1
- 片栗粉 …… 小さじ1(同量の水で溶く)
作り方
- かぶは皮をむき、4等分に切る。
- 鍋にだしを入れ、かぶを弱火で柔らかく煮る。
- 別鍋で鶏ひき肉を炒め、調味料(醤油・みりん・砂糖)を加える。
- かぶに煮汁が残ったらそぼろを加え、軽く煮合わせる。
- 水溶き片栗粉でとろみをつける。
ポイント:
- かぶは煮すぎず、形を残すことで食感が良い。
- そぼろあんは 優しい甘さ にすると朝食向き。
汁物:里芋と舞茸のすまし汁
材料(2人前)
- 里芋 …… 2〜3個
- 舞茸 …… 1/2パック
- だし汁 …… 350ml
- 薄口醤油 …… 小さじ1
- 塩 …… 少々
- 三つ葉 …… 少々(飾り)
作り方:
- 里芋は食べやすい大きさに切り、下茹でしてぬめりを取る。
- 舞茸は手でほぐす。
- 鍋にだし汁を沸かし、里芋を入れて火を通す。
- 舞茸を加え、薄口醤油・塩で味を整える。
- 器に盛り、三つ葉を添える。
ポイント:
- 舞茸は煮すぎると香りが弱くなるため短時間で仕上げる。
- 里芋の甘みとだしの旨みを感じる、冬に嬉しい椀物。
主食:生姜ごはん
── 冬の朝にぴったり、体を温める香りごはん ──
材料(2人前)
- 米 …… 1合
- 水 …… 炊飯器の目盛りに合わせる
- 生姜(千切り) …… 20g
- 酒 …… 小さじ1
- 塩 …… ひとつまみ
- ごま油 …… 数滴(仕上げ用、お好み)
作り方:
- 米を研ぎ、炊飯釜に入れる。
- 酒・塩・生姜を加えて炊飯する。
- 炊きあがったら軽く混ぜ、好みでごま油を数滴落とす。
ポイント:
- 千切り生姜は 太めに切る と香りがしっかり残る。
- 炊きたての香りは冬の朝にぴったりの温め効果。
まとめ|朝の膳・拾弐(じゅうに)
「朝の膳・拾弐」は、柚子と味噌の香ばしい主菜、あっさりした副菜2品、澄んだすまし汁で味のバランスも彩りも整った朝食膳。和モダンな雰囲気とともに、一日のスタートを心地よく整えます。
毎朝の食事に、和のこころを添えて。ぜひ日々の献立にご活用ください。


