目次
【はじめに】
和食の味を決める「だし」は、日本料理の基本です。
本記事では、一番だし・二番だしなどの定番から、鶏がらだしや焼きあごだしなどの応用だしまで10種類を紹介します。
さらに、それぞれのだしを活用した料理例もご提案。
だしの取り方と活用法を押さえておくことで、料理の腕が格段に上がります。
【目次】
- 和食の基本だしとは?
- 基本だし10選と活用レシピ
- 一番だし
- 二番だし
- 昆布だし
- かつおだし
- 煮干しだし
- しいたけだし
- 合わせだし
- 鶏がらだし
- 豚骨だし
- 焼きあごだし
- 基本だしを押さえるメリット
- まとめ
和食の基本だしとは?
和食に欠かせない「だし」は、素材の旨味を引き出す役割があります。
塩分や調味料を抑えても、だしが効いていることで深みのある味わいに仕上がります。
また、だしは素材ごとに特徴が異なり、料理によって使い分けることで風味が引き立ちます。
基本だし10選と活用レシピ
一番だし
材料
- 水:1L
- 昆布:10g
- かつお節:20g
作り方
- 水に昆布を30分浸ける
- 中火で加熱し、沸騰直前で昆布を取り出す
- 火を止め、かつお節を入れて1分待つ
- ペーパーでこして完成
活用レシピ
- 味噌汁
- 茶碗蒸し
- 吸い物
- うどんつゆ
- だし巻き卵
二番だし
材料
- 一番だしの出がらし
- 水:1L
作り方
- 出がらしと水を鍋に入れ、中火で10分煮る
- ペーパーでこして完成
活用レシピ
- 煮物(筑前煮、肉じゃが)
- 味噌汁
- おでん
- 炊き込みご飯
- 鍋
昆布だし
材料
- 水:1L
- 昆布:10g
作り方
- 昆布を30分~1時間水に浸す
- 弱火で加熱し、沸騰直前で火を止める
- 昆布を取り出して完成
活用レシピ
- おでん
- 湯豆腐
- しゃぶしゃぶ
- 雑煮
- 炊き込みご飯
かつおだし
材料
- 水:1L
- かつお節:20g
作り方
- 水を沸騰させる
- 火を止め、かつお節を入れる
- 1分待ち、ペーパーでこして完成
活用レシピ
- そばつゆ
- めんつゆ
- 漬け丼
- 煮びたし
- 冷やし茶漬け
煮干しだし
材料
- 水:1L
- 煮干し:30g
作り方
- 煮干しの頭と内臓を取り除く
- 水に煮干しを30分浸す
- 弱火で加熱し、沸騰直前で煮干しを取り出す
活用レシピ
- 味噌汁
- ラーメンスープ
- けんちん汁
- お好み焼きの生地
- 煮物
しいたけだし
材料
- 干し椎茸:5枚
- 水:1L
作り方
- 干し椎茸を水に一晩浸す
- 戻し汁を濾して完成
活用レシピ
- 精進料理
- 茶碗蒸し
- 炒め物
- 鍋
- 炊き込みご飯
合わせだし
材料
- 昆布:10g
- かつお節:20g
- 干し椎茸:5枚
- 水:1L
作り方
- 昆布と干し椎茸を30分浸ける
- 中火で加熱し、沸騰直前で昆布と椎茸を取り出す
- 火を止め、かつお節を入れて1分待つ
- ペーパーでこして完成
活用レシピ
- すき焼き
- 鍋料理
- 煮物
- お吸い物
- 茶碗蒸し
【見出し】
基本だしを押さえるメリット
- 旨味が引き立つ:少ない調味料で濃厚な味わい
- 料理の幅が広がる:煮物や鍋の味に差が出る
- 塩分控えめでも満足感
【見出し】
まとめ
だしを使いこなすことで、和食の味が格段に向上します。
基本のだしをマスターして、毎日の料理をさらに美味しくしましょう!