毎日の食卓に欠かせない“ごはん”。そのごはんをさらに美味しく楽しませてくれるのが「ごはんのお供」です。
昔ながらの佃煮や漬物から、作り置きできる副菜まで、和食の知恵が詰まった保存食をご紹介します。
目次
ごはんのお供とは?
「ごはんのお供」とは、白いごはんに合う味の濃いおかずや副菜のこと。
食欲がない時や忙しい朝にも、ごはんと一緒にあるだけで心がほっとする存在です。冷蔵・冷凍保存がきくものも多く、日々の食卓の強い味方。
ごはんのお供10選
① のりの佃煮(手作り)
材料(保存容器1つ分)
- 焼きのり:全型5枚
- 醤油:大さじ3
- みりん:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- 水:100ml
- 酢:小さじ1(風味付け)
作り方
- のりを細かくちぎり、水と一緒に鍋に入れて中火で煮る。
- 調味料を加えて弱火にし、焦げないよう混ぜながら煮詰める。
- とろみが出たら酢を加えてひと煮立ちし、清潔な容器に入れる。
ポイント
- 冷蔵で約1週間保存可能。ごはんにのせるだけで絶品!
② 梅干し
材料
- 梅(完熟):1kg
- 粗塩:180g(梅の18%)
- 赤しそ:100g
- 酢:適量
※レシピ詳細は関連記事をご覧ください。→ 和食の基本漬物10選
③ 鮭フレーク(手作り)
材料
- 生鮭切り身:2切れ
- 酒:大さじ1
- 塩:ひとつまみ
作り方
- 鮭を焼いて皮と骨を除き、ほぐす。
- フライパンにほぐした鮭と酒を入れ、水分を飛ばしながら炒る。
- 塩で味を調える。
ポイント
- 冷蔵保存で4〜5日。おにぎりにもおすすめ。
④ きゃらぶき(ふきの佃煮)
材料
- ふき:300g
- 醤油:50ml
- 砂糖:大さじ2
- みりん:大さじ1
- 酒:大さじ2
作り方
- ふきはアク抜きして3cmに切る。
- 調味料と一緒に煮含め、汁気がなくなるまで炊く。
ポイント
- 春の味覚を長く楽しめる保存食。
⑤ ちりめん山椒
材料
- ちりめんじゃこ:50g
- 実山椒(下茹で済み):大さじ2
- 醤油:大さじ2
- 酒:大さじ2
- みりん:大さじ1
作り方
- 材料をすべて鍋に入れ、弱火で水分が飛ぶまで煮る。
ポイント
- ごはんが止まらない、大人の味わい。
⑥ おかか昆布
材料
- だし昆布(細切り):30g
- 鰹節:5g
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 水:100ml
作り方
- 昆布を水に30分ほど浸す。
- 調味料と一緒に煮詰め、最後に鰹節を加えて絡める。
⑦ 切り干し大根の炒め煮
材料
- 切り干し大根:30g
- にんじん:1/3本
- 油揚げ:1枚
- 醤油・みりん:各大さじ1
- だし:100ml
作り方
- 切り干し大根は戻して水気を絞る。
- 材料を炒めてからだし・調味料で煮る。
⑧ 高菜の油炒め
材料
- 高菜漬け:100g
- ごま油:大さじ1
- 鷹の爪(輪切り):少々
- 醤油:小さじ1
作り方
- 高菜を刻み、ごま油で炒める。
- 鷹の爪と醤油を加えて香ばしく仕上げる。
⑨ 味噌炒め(なす・ピーマン)
材料
- なす:2本
- ピーマン:2個
- 味噌:大さじ1.5
- 砂糖:小さじ2
- みりん:大さじ1
- ごま油:適量
作り方
- 野菜を食べやすく切り、ごま油で炒める。
- 調味料を加えて炒め合わせる。
⑩ しそ味噌
材料
- 味噌:100g
- 砂糖:大さじ2
- みりん:大さじ1
- 青じそ:10枚(刻む)
作り方
- 調味料を混ぜて火にかけ、練る。
- 青じそを加えて混ぜ、冷ます。
ごはんのお供があると、こんなに便利!
- 忙しい日の時短ごはんに
- おにぎりやお弁当にも大活躍
- 味のバリエーションで飽きない
- 作り置きでフードロス削減にも
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まとめ|おいしいごはんは、お供とともに
ごはんのお供は、日本の食文化と家庭の知恵が詰まった存在。
毎日の食卓に取り入れることで、手間をかけずに満足感のあるごはん時間が楽しめます。ぜひ、お好みのレシピをストックしてみてください。