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海外でそろう材料で作る和食調味料の作り方ガイド

和食に欠かせない「調味料」は、日本にいると当たり前に手に入りますが、海外ではなかなか見つからないことも。そんなとき役立つのが現地食材で作る自家製調味料レシピ
この記事では、海外在住でも手軽に挑戦できる基本の和風調味料の作り方を紹介します。


和食の基本調味料を自家製で!海外での再現ポイント

  • 日本の調味料の代用品:
    • 醤油 → ほとんどの国で入手可能(Kikkomanなど)
    • みりん → 白ワイン+砂糖や蜂蜜で代用可能
    • 酒 → 酒精入りの白ワイン or 無塩の料理酒代用
    • 出汁 → 鰹節や昆布がない場合、干し椎茸やアンチョビパウダーなどで代用可能

自家製調味料レシピ5選


① めんつゆ(3倍濃縮)

材料(約200ml)

  • 醤油:100ml
  • 白ワイン(または水+みりん代用):50ml
  • 砂糖:大さじ1(上白糖9g|グラニュー糖12g*甘め)
  • 出汁粉末(または干し椎茸粉末):小さじ1(約4g)
  • 水:50ml

作り方:

  1. 小鍋にすべての材料を入れて中火にかける
  2. 沸騰直前で弱火にし、2分ほど煮る
  3. 粗熱を取って容器に移し、冷蔵保存(1週間以内)

ポイント:

  • 白ワインを軽く煮切ると風味アップ
  • 出汁はお好みで鰹節や昆布でもOK

② 白だし

材料(約150ml)

  • 醤油(薄口が理想):50ml
  • 出汁(干し椎茸+昆布の戻し汁がおすすめ):100ml
  • みりん:小さじ2(12g|10ml)
  • 塩:ひとつまみ

作り方:

  1. すべてを鍋に入れ、中火でひと煮立ちさせる
  2. 冷まして瓶などに保存(冷蔵で1週間)

ポイント:

  • 色を薄く仕上げたいときは濃口醤油より薄口推奨
  • 海外でも昆布茶+マッシュルームブロスで再現可

③ すし酢

材料(酢飯2合分)

  • 酢:大さじ3(45g|45ml)
  • 砂糖:大さじ2(上白糖18g|グラニュー糖24g*甘め)
  • 塩:小さじ1(約6g)

作り方:

  1. 全てを耐熱容器に入れて電子レンジ(600W)で30秒温める
  2. よくかき混ぜて溶かす
  3. ご飯が熱いうちに回しかけ、切るように混ぜる

ポイント:

  • 酢は米酢が理想。なければ白ワインビネガー+砂糖で調整

④ ぽん酢風調味料

材料(約150ml)

  • 醤油:50ml
  • 酢:30ml
  • 柑橘果汁(レモン・ライム):50ml
  • みりん(または砂糖小さじ1):20ml
  • 出汁パウダー(あれば):小さじ1(約4g)

作り方:

  1. すべての材料をよく混ぜるだけ
  2. 冷蔵保存で3〜5日以内使用

ポイント:

  • ゆず果汁の代わりにレモンやライムでOK
  • 海外の柑橘系を活かすと現地らしいアレンジに

⑤ 味噌(時短・即席)

材料(2食分)※味噌玉用にも可

  • 白味噌または赤味噌:大さじ2(約36g)
  • 出汁粉末:小さじ1(約4g)
  • お湯:200ml

作り方:

  1. 器に味噌と出汁を入れてよく練る
  2. お湯を注ぎ、溶かして味噌汁に

ポイント:

  • 味噌は現地アジア食材店やネット通販で入手可能
  • 「味噌玉」にして冷凍保存すると便利

和風調味料の比較表(基本編)

調味料主な材料保存期間ポイント
めんつゆ醤油・酒等冷蔵で約1週間出汁の種類で風味が変わる
白だし醤油・出汁冷蔵で約1週間昆布茶や干し椎茸でも代用可能
すし酢酢・砂糖・塩常温で1ヶ月酢はワインビネガーでも代用可
ぽん酢風醤油・酢・果汁等冷蔵で3〜5日柑橘果汁はレモンやライムで代用
味噌汁の素味噌・出汁冷蔵1週間/冷凍1ヶ月即席味噌玉にして保存可能

まとめ

和食の味の決め手である「調味料」は、海外にいても工夫次第で簡単に手作り可能です。
食材に合わせて柔軟に代用しながら、あなた好みの“マイ和風調味料”をぜひ作ってみてください!


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