朝の膳・拾|鶏のみそ焼きと季節の副菜で整う一汁三菜の和朝食

今日の献立

一汁三菜の構成(2人前)

  • 主食:白ごはん(または雑穀ごはん)
  • 主菜:鶏肉のみそ焼き
  • 副菜①:ピリ辛こんにゃく
  • 副菜②:おくらの胡麻和え
  • 汁物:いわしのつみれ汁

献立のおすすめポイント

香ばしく焼いた鶏のみそ焼きは、朝のエネルギーチャージにぴったり。副菜は低カロリーで食物繊維豊富なこんにゃくと、夏にうれしいネバネバ食材・おくらを使った爽やかな和え物。しっかりとした旨みのいわしのつみれ汁が、朝から滋味深い一杯を提供します。


栄養バランス(1人前目安)

  • エネルギー:約520 kcal(白ごはんの場合|約150g)
  • たんぱく質:29 g
  • 脂質:18 g
  • 炭水化物:48 g
  • 食物繊維:5 g

各料理のレシピ(2人前)


主菜:鶏肉のみそ焼き

材料

  • 鶏もも肉:1枚(約250g)
  • 味噌 大さじ1.5
  • みりん 大さじ1
  • 酒 大さじ1
  • 砂糖 小さじ1
  • ごま油 小さじ1

作り方

  1. 鶏肉は余分な脂を除き、フォークで数カ所穴をあける。
  2. 味噌、みりん、酒、砂糖を混ぜて鶏肉に漬け、10分ほど置く。。
  3. フライパンにごま油を熱し、中火で皮目から焼き、両面こんがり焼き色をつける。
  4. フタをして弱火で5分蒸し焼きにし、火が通ったら完成。

ポイント
・焦げやすいので、味噌だれは焼く直前に塗るか、弱火でゆっくり焼きましょう。


副菜①:ピリ辛こんにゃく

材料

  • 板こんにゃく 1/2枚
  • 鷹の爪(輪切り) 少々
  • ごま油 小さじ1
  • 醤油 小さじ2
  • みりん 小さじ1

作り方

  1. こんにゃくはスプーンでちぎり、下茹でする。
  2. フライパンにごま油を熱し、鷹の爪・こんにゃくを炒める。
  3. 醤油・みりんを加えて炒め煮し、味をからめる。

ポイント
・こんにゃくの臭みは下茹ででしっかりと除きましょう。


副菜②:おくらの胡麻和え

材料

  • おくら 6本
  • 白すりごま 大さじ1
  • 醤油 小さじ1
  • 砂糖 小さじ1/2

作り方

  1. おくらは塩で板ずりし、さっと茹でて輪切りにする。
  2. 白すりごま、醤油、砂糖と和える。

ポイント
・おくらは茹で過ぎないよう、シャキッと感を残すのがポイント。


汁物:いわしのつみれ汁

材料

  • いわし(たたき身) 150g
  • 生姜(すりおろし) 小さじ1
  • 味噌 大さじ2
  • 出汁 400ml
  • 長ねぎ 10cm(斜め切り)
  • 酒 大さじ1

作り方

  1. いわしの身に生姜・味噌の半量を混ぜて団子状に成形する。
  2. 出汁を鍋に入れ、酒・残りの味噌を加えて溶かす。
  3. いわし団子を入れ、火が通ったら長ねぎを加えてひと煮立ちさせる。

ポイント

・いわしは新鮮なものを使用し、臭みを消すために生姜をしっかりと加えると美味。

・今回紹介のつみれはシンプルな材料でお味噌汁に◎

 ⇩応用でも使える基本の作り方も参考に、アレンジを楽しんでみてください!


鰯のつみれの作り方とコツ

ふわっと仕上げる秘訣と、朝食にもぴったりのやさしい味わい。

材料(2〜3人前)

  • 鰯(可食部)…3尾分(約180〜200g)
  • 生姜(すりおろし)…小さじ1
  • 味噌…小さじ2〜大さじ1(好みで)
  • 片栗粉…大さじ1
  • 酒…小さじ1
  • 長ねぎ(みじん切り)…5cm分(お好みで)

手順とポイント

  1. 鰯の下処理: 頭・内臓・骨を取り除き、細かくたたく。
  2. 混ぜる: 生姜・味噌・酒・片栗粉を加え、粘りが出るまでしっかり混ぜる。
  3. 成形: 水をつけて一口大に丸める。
  4. 煮る: 沸騰直前の出汁にそっと入れ、7〜8分、浮くまで中火で煮る。

美味しく仕上げるコツ

  • 鮮度第一: 内臓はすぐ取り除く。
  • 味噌で臭み消し: 旨みと塩気も加わる。
  • 粘りを出す: ふわっと仕上がる鍵。
  • 弱火でゆっくり: 崩れを防ぐ。

保存とアレンジ

  • 冷凍保存可(約2週間)
  • 味噌汁、鍋、甘酢あんかけにも応用可能

一日を始める、和のこころ

季節の恵みを活かした「一汁三菜」の朝ごはんで、毎朝元気にスタート。
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