朝の膳・漆|銀鱈の西京焼きと夏野菜の一汁三菜

香りで楽しむ和の朝ごはん

今日の献立

一汁三菜の構成(2人前)

  • 主食:白ごはん(または雑穀ごはん)
  • 主菜:銀鱈の西京焼き
  • 副菜①:ほうれん草としめじのおひたし
  • 副菜②:かぼちゃの甘煮
  • 汁物:豆腐とねぎのすまし汁

献立のおすすめポイント

香ばしく焼いた銀鱈の西京焼きは、朝から贅沢なひと皿。味噌の香りとコクでごはんが進みます。おひたしや煮物で野菜もしっかり摂れ、すまし汁で全体をやさしく整えます。和の食卓らしい彩りと風味が楽しめる朝膳です。


栄養バランス(1人前目安)

  • エネルギー:約490kcal(白ごはんの場合|約150g)
  • たんぱく質:23.5 g
  • 脂質:18.5 g
  • 炭水化物:52.0 g
  • 食物繊維:5.3 g

各料理のレシピ(2人前)


主菜:銀鱈の西京焼き

材料

  • 銀鱈の切り身 2切れ(1切れ約100g)
  • 西京味噌 大さじ3
  • みりん 大さじ1
  • 酒 大さじ1
  • 砂糖 小さじ1

作り方

  1. 西京味噌・みりん・酒・砂糖をよく混ぜ、味噌床を作る。
  2. 銀鱈に味噌床を塗り、ラップをして冷蔵庫で半日〜一晩漬ける。
  3. 味噌を軽くぬぐって、弱火で焦がさないように焼く(グリルまたはフライパンでも可)。

ポイント
・焼く前に味噌をしっかりぬぐって焦げつきを防ぐと、きれいに仕上がります。


副菜①:ほうれん草としめじのおひたし

材料

  • ほうれん草 1/2束
  • しめじ 1/2パック
  • しょうゆ 小さじ2
  • かつお節 適量

作り方

  1. ほうれん草をさっとゆでて冷水に取り、水気を絞る。
  2. しめじは石づきを取り、軽くゆでる。
  3. 2種を和えて、しょうゆで味を整え、かつお節をふる。

ポイント
・ほうれん草のアクをしっかり抜いて、彩りを保つのがコツです。


副菜②:かぼちゃの甘煮

材料

  • かぼちゃ:1/8個(約150g)
  • だし:150ml
  • 砂糖:大さじ1
  • しょうゆ:小さじ1
  • みりん:小さじ2

作り方

  1. かぼちゃを食べやすい大きさに切る。
  2. 鍋にだし・調味料・かぼちゃを入れ、中火で落とし蓋をして煮る。
  3. 汁気が少なくなるまで煮含める。

ポイント
・煮崩れしないよう、皮を少し残してやさしく火を通します。


汁物:豆腐とねぎのすまし汁

材料

  • 絹ごし豆腐 1/3丁(約100g)
  • 長ねぎ 5cm分
  • だし 400ml
  • 薄口しょうゆ 小さじ1
  • 塩 ひとつまみ

作り方

  1. 豆腐は1.5cm角、ねぎは小口切りにする。
  2. だしを温め、調味料を加える。
  3. 豆腐を入れ、温まったらねぎを加えて火を止める。

ポイント

・シンプルな具材でも、上質なだしでしっかり風味を出します。


まとめ

銀鱈の西京焼きを中心に、野菜の甘みや香りを活かした副菜と、すっきりとしたすまし汁が調和した朝の膳。やさしくも満足感ある構成で、日々のスタートを和の味で彩ります。



一日を始める、和のこころ

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からだにやさしい和のリズムを、日々の暮らしに。

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