和食の基本朝ごはん10選|心と体にやさしい朝の献立

朝の一食は、1日を元気に過ごすための大切なスタート。和食の朝ごはんは、栄養バランスがよく、体にやさしいのが魅力です。この記事では、そんな和の朝ごはんの中からおすすめの10選をご紹介します。基本の献立の考え方や作り方のコツ、忙しい朝にも対応できる簡単レシピも掲載!


和食の朝ごはんとは?

和の朝ごはんは、「一汁三菜(いちじゅうさんさい)」を基本とし、主食(ごはん)、主菜、副菜、汁物で構成されます。バランスの取れた食事で、血糖値の安定、体温の上昇、集中力アップにもつながるとされています。

関連記事:和食の基本|献立の組み立て方ガイド|一汁三菜・季節・色の考え方


和食の基本朝ごはん10選

① 焼き鮭定食

  • 内容:ごはん、焼き鮭、ほうれん草のおひたし、味噌汁、たくあん
  • ポイント:前日の夜に鮭を塩こうじで漬けておくと時短&ふっくら焼き上がりに。
  • 関連記事基本の焼き魚10選

② 納豆ごはんと味噌汁

  • 内容:納豆ごはん、豆腐とわかめの味噌汁、しらすおろし
  • ポイント:納豆はひきわりにすると食べやすく、ネギやごま、海苔をプラスすると風味アップ。
  • 関連記事和食の基本味噌汁10選

③ 玉子焼き朝定食

  • 内容:だし巻き卵、ごはん、味噌汁、小松菜のごま和え、梅干し
  • 材料例(だし巻き卵)
    • 卵…3個
    • だし…50ml
    • しょうゆ・みりん…各小さじ1
  • コツ:だしをしっかりきかせ、低温で巻くとふんわり仕上がります。
  • 関連記事和食の基本卵料理10選

④ おにぎりと具だくさん味噌汁

  • 内容:梅・鮭・昆布などの具材でおにぎり、根菜たっぷりの味噌汁、浅漬け
  • コツ:具材を変えると飽きが来ません。冷凍保存も可能。
  • 関連記事和食の基本おにぎり10選

⑤ しらす丼朝ごはん

  • 内容:しらす丼(温玉のせ)、味噌汁、白菜の浅漬け
  • ポイント:しらすはカルシウム豊富。青じそやごまを散らすと彩り◎
  • 保存アドバイス:しらすは冷凍保存可能。

⑥ 湯豆腐朝ごはん

  • 内容:湯豆腐、ごはん、味噌汁、たくあん
  • 材料例(1人分)
    • 絹ごし豆腐…1/2丁
    • 昆布…5cm
    • 薬味(ねぎ・しょうが・かつお節)…適量
  • ポイント:昆布だしで煮て、ポン酢などでさっぱりと。
  • 関連記事和食の基本豆腐料理10選

⑦ 焼きおにぎり朝ごはん

  • 内容:しょうゆ焼きおにぎり、出汁スープ、きんぴらごぼう
  • コツ:ごはんに薄く醤油を塗って、魚焼きグリルで香ばしく焼くのがコツ。
  • 関連記事和食の基本炊き込みご飯10選

⑧ 味噌雑炊(おじや)朝ごはん

  • 内容:前日のご飯と味噌汁を使った雑炊、漬物
  • 材料例(1人分)
    • ご飯…100g
    • 味噌汁…1杯分
    • 卵・青ねぎ…適量
  • ポイント:卵でとじるとまろやかで食べやすく、風邪の朝にもぴったり。

⑨ もちと野菜の和風スープ

  • 内容:焼きもち入り野菜スープ、ひじき煮、ごはん
  • ポイント:余ったお餅のアレンジにもおすすめ。野菜たっぷりでボリューム感◎
  • 保存アドバイス:冷蔵で1日、冷凍はNG(もちが硬化)

⑩ とろろごはん朝ごはん

  • 内容:とろろごはん、のり、漬物、豆腐の味噌汁
  • 材料例
    • 山芋…100g
    • だし…50ml
    • 卵黄…1個(お好みで)
  • ポイント:胃にやさしく、夏バテの朝食にも◎

朝ごはんにおすすめの調味料・だし・タレ


まとめ|和朝食で一日を元気に

和の朝ごはんは、手間をかけずに体に必要な栄養がとれる優れた食スタイル。ぜひ毎日の習慣として取り入れて、心と体を整える朝時間を楽しんでみてください。シンプルながら奥深い和の朝ごはんの世界は、日本人にとっても、訪日観光客にとっても「おいしい文化体験」になるはずです。